少年バトル漫画の傑作「幽遊白書」未だに人気を博すその訳とは

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ちょこ
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来ました!ジャンプ黄金期の伝説的漫画!
SATOSHI
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HUNTERF×HUNETRで有名な冨樫義博先生の名を世に知らしめた作品だね!

現在も週刊少年ジャンプでHUNTERxHUNTERを連載している漫画家、冨樫義博さんが1990年代に週刊少年ジャンプで連載していた作品「幽遊白書」。連載終了から20年以上たった現在でもソーシャルゲーム化されたり、舞台化されたりするなど人気を誇る同作品。本記事では、なぜ幽遊白書という作品が現在も人気を博し続けるのか、その作品の面白さと魅力について紹介・解説していきます。

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幽遊白書の概略

作者:冨樫義博。週刊少年ジャンプにて1990年~1994年まで連載。通常単行本版全19巻、文庫版全12巻、完全版全15巻。
アニメ化、映画化、ゲーム化、ミュージカル化もされている。連載終了から20年以上たっているが、現在でも多くの商業展開がおこなわれている。

幽遊白書のあらすじ

Ⓒ幽遊白書

主人公の浦飯幽助は、車に轢かれそうになった子供を助けようとして命を落としてしまう。しかしこの幽助の死は霊界も想定外の事故であり、試練をクリアすることで蘇ることができると条件を提示される。幽助は試練を受けることを決めるが、果たして蘇ることができるのか…!?
数々の妖怪達とのバトル、妖怪よりも残酷で残忍な人間の闇との対峙、それらを主人公の幽助とその仲間が乗り越えていく冒険物語。

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連載終了から20年以上たっても今尚読まれる理由

各章ごとに違うテイストの面白いストーリー

Ⓒ幽遊白書

Ⓒ幽遊白書

幽遊白書という作品は全体を通して、一貫して面白い作品でありますが、そのストーリー内容は各章ごとにテイストが異なっています。
物語序章は主人公幽助復活の試練という名の心温まる系ショートストーリー、その後は幽助が霊界探偵となって様々な妖怪とバトルを繰り広げる内容がメインとなっていきます。そのバトル系のストーリーの中でも暗黒武術会編(戸愚呂編)魔界の扉編(仙水編)は少年バトル漫画史に残る面白さで今なお人気を誇っています。
その後の魔界統一トーナメント編やアフターストーリーに関しても単純なバトルものとは違った面白さを魅せてくれます。
心温まるストーリーから、手に汗握るバトルものストーリー、勧善懲悪では片づけられない人の業や罪といったテーマに踏み込むストーリーなどなど、様々なタイプのストーリーを一つの作品の中で読むことができるので、飽きずに最後まで楽しんで読むことが可能です。

個性的で読者の印象に残るキャラクター達

Ⓒ幽遊白書

Ⓒ幽遊白書

Ⓒ幽遊白書

幽遊白書は主人公の幽助をはじめとして、様々な個性的で印象にも残るキャラクター達が登場します。難しいことを考えるのは苦手だけど、仲間思いで熱い男、桑原。クールで知的、時に冷徹な表情をみせることもある、蔵馬。口数は基本少なく、猫のような性格(今でいうツンデレ)の飛影。いずれも幽助との戦いを経て仲間になるキャラクター達ですが、彼らがいるからこそ前述したようなストーリーがより面白くなり、ますます読む手が止まらなくなってしまうのです。

幽助をはじめとした登場キャラクターの個性の強さ、人気を示す一つの指標として、週刊少年ジャンプ掲載時に実施された人気投票の結果があります。現在でも連載作品の人気投票は週刊少年ジャンプ上で定期的におこなわれていますが、幽遊白書のキャラクター達のその得票率は現在では考えられない数値となっています。
具体的には、飛影や蔵馬、幽助といったキャラクターはそれぞれ単独で10,000票を超える票数を獲得しています。現在の週刊少年ジャンプ連載作品によっては、その合計投票数が10,000票に満たないということもあるので、幽遊白書(およびそのキャラクター)の人気がいかに連載当時すごかったのかが分かるかと思います。

また、他の漫画と差別化される点として、主人公の幽助よりも飛影、蔵馬が圧倒的な人気を誇っているのも特徴のひとつでしょう。特に彼ら二人の登場によって当時多くの女性ファンの獲得に成功し、大人気漫画への起因となりました。それだけの人気キャラクターを抱える幽遊白書という作品、一体どんな作品(キャラクター達)なのかと一読してみたくなりませんか。

熱い展開の連続、手に汗握る能力バトル

Ⓒ幽遊白書

前述のような様々なタイプのストーリーと魅力的なキャラクター達が登場する幽遊白書ですが、その戦闘シーンはザ・少年漫画的ともいえる王道バトルが多いです。
幽助やその仲間が強敵の妖怪相手に、努力や根性、友情、必殺技を使って戦いを挑む。そして最後には勝利を手にする。この過程が実に読んでいて熱いです。

また、幽遊白書には後々も記憶に残るような必殺技(ドラゴンボールでいうかめはめ波のような技)が複数出てきます。
主人公の幽助が放つ「霊丸」、桑原の「霊剣」、蔵馬の「ローズウィップ」、飛影の「邪王炎殺黒龍波」などなど、一度読んだら忘れられない数々の必殺技が幽遊白書の戦闘を盛り上げます。
敵キャラクターで登場する戸愚呂(弟)の筋肉操作なども一度読んだら二度と忘れられないインパクトがあります。

話は少し変わりますが、幽遊白書の物語後半には漫画「ジョジョの奇妙な冒険」や「NARUTO」、「HUNTERxHUNTER」を彷彿させるような手の込んだ能力バトルも一部出てきます。
単純なバトルも十分に面白いですが、幽遊白書ではそれ以外の手の込んだ能力バトルも味わうことができるので、幽遊白書という作品は一作品で二度おいしい思いができるといっても過言ではありません。

まとめ

ドラゴンボールやスラムダンクといった超人気漫画と肩を並べて、週刊少年ジャンプの黄金期ともいわれる時代を支えた漫画「幽遊白書」。その幽遊白書の面白さや魅力が少しでも本記事を通して伝わりましたでしょうか。マンガ好きで読んでいないなら間違いなく損しているといえる作品なので、これまで未読だったという方はぜひ一度読んでみてください。

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