現代版必殺仕置き人!漫画【スモーキング・サベージ】の面白さの秘密を暴く
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作品の紹介
スモーキングは岩城宏士先生原作、2015年週刊ヤングマガジンで連載され全5巻で完結しています。2019年に続編スモーキング・サベージをヤングキングBULLで連載が決定し、現在2巻まで発売されています。
スモーキングは闇の世界を生きており、かなり殺害方法が残酷でグロいため血液などが苦手な方は注意した方が良いかもしれません。(小学生以下の方もご注意です)巻数自体は少ないのですが、内容はかなり濃いのでその魅力を全てお伝え致しましょう。スモーキングというのはグループ名ですが、続編のサベージの意味はまだ分かっていません。
【スモーキング・サベージ】のあらすじ

Ⓒスモーキング・サベージ
法律や国家権力で裁けない外道の殺害を依頼され、鮮やかな手口で殺していく殺し屋集団『スモーキング』。ターゲットが入れ墨を持っている場合、リーダーである剥ぎ師佐辺重蔵が皮をはぎ取りホルマリン漬けにして送り届けます。彼らの依頼人は基本的に暴力団からが多いのですが、時に一般人からの依頼もありました。普段はホームレスとして生活をしており、素性がつかめないようにしているスモーキングたち。続編のサベージでは前回の仲間が1人を除いて一新されており、新生スモーキングそして剥ぎ師佐辺ジィの後継者の話になります。
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【スモーキング・サベージ】の見どころ
スモーキングの印象は現在の必殺仕置き人と言えます。必殺仕置き人というのは昔の時代劇のタイトルで、依頼を受けた殺し屋たちが悪党をぶち殺していくというものです。ただ必殺仕置き人よりもスモーキングの方がスカッとするのが一番の見どころではないかと思います。必殺仕置き人は簡単にターゲットを殺してしまいますが、スモーキングは苦しんでターゲットを殺すという違いがありますからね。スモーキングの手口はとても恐ろしく、続編のサベージでは拷問担当が追加されているため余計エグい内容と化しているのです!
①スモーキングとサベージの新しい仲間たち

Ⓒスモーキングサベージ
スモーキング、続編から追加された仲間たちをご紹介致しましょう。続編でもリーダー・剥ぎ師を行っている、スモーキング一番の年長者元暴力団幹部の佐辺ジィ。旧スモーキングでは元地下格闘技チャンピオンのゴロ、あらゆる武器を調達行いをそれらを駆使する八丁、喋り方が独特で童顔だが薬品調合を得意とするヒフミン。佐辺ジィ同様スモーキング・続編でも仲間として登場する元地下格闘技チャンピオンのミドもいます。そして続編の新しい仲間は佐辺ジィの後継者志望暴力団上がりの九条、拷問担当凡野兄弟ことアカシとヒロシの5名で構成されているのです。
前作スモーキングではチームワークが強い感じでしたが、続編のサベージでは九条がかなり反発心が強いため、よくミドに反抗しているという違いがあります。完成形というなら前作の方が完璧でしたが、続編も続編で違った人間関係が出来ているので面白いかもしれません。
②法や国家権力で裁けない外道を恐ろしい手口で殺害

Ⓒスモーキング・サベージ
スモーキングの世界観は現代と同じで、非道な事件で大切な人を亡くした依頼者から殺害を頼まれます。八丁、ヒフミンは戦闘向きではないため作中そこまでキツイ殺し方はしていませんが、佐辺ジィ、ゴロ、凡野兄弟の殺害方法がかなり痛々しいです!ゴロは両手で相手の顎をつかみ引き裂くという顎裂きという技を得意としています。佐辺ジィは相手の皮を意識あるままはぎ取るという、相手に苦痛を与えるのを目的としているため見ていて鳥肌が立ちまくりますね!(笑)凡野兄弟の拷問方法は佐辺ジィよりもきつく、相手の顎にフックをかけて宙ぶらりんにする、五感カードを相手に選ばせ鼻をドリルで丸ごと取っていくというものでした。かなりキツイ殺し方をしているかと思いますが、ターゲットは全員外道なので本来これくらいのことをされて当然の人物ばかりです。
③現代の必殺仕置き人スモーキングの役割とは!?
まずはスモーキング各個人の役割についてご説明しましょう。佐辺ジィは剥ぎ師兼医師、ゴロ・ミドは潰師という直接相手と戦う役割です。八丁は物足師で武器だけでなく食糧や情報屋も行い、ヒフミンは薬剤調合だけでなくオリジナルの劇薬なども作成しています。凡野兄弟も拷問担当という役割があるのですが、普段は短気な九条のストッパーになっている形ですね。唯一役割を持っていないのは九条だけで、暴力とナイフで相手を倒すというものです。
一見恐ろしい彼らですが、本来の役割は依頼者や殺害されたものへの救済もあります。彼らが殺すのは本当の悪人のみですが、正義の味方ではないことも自覚しています。作中懲らしめるという名目で大やけどを負わせた、山中に捨てたということも行っているので良いことをしているのは間違いないです。個人的には本当にスモーキングが現実にいたらどれだけの人が救われるのだろうと思ってしまいますね。
④スモーキングの魅力は物語と人間臭さにあり!

Ⓒスモーキング・サベージ
スモーキングは単なる殺人集団ではありません。一番の見どころは物語とメンバーの人間臭さにあるのです。現時点で判明しているのは潰師のゴロ・ミド、佐辺ジィの後継者九条の3人は辛い過去を抱えています。ゴロ・ミドは地下格闘技のチャンピオンでしたが、無理やり戦わされた状態の上に薬物まで投与されており長く依存症に苦しんでいました。佐辺ジィやヒフミンによって救われています。
その他にも仲良くなった子供たちに嫌がらせをされ激怒したヒフミンが相手を殺そうとして佐辺ジィに説得され成長していく様子、八丁がターゲットの娘と心を通わせる回などは彼らが人間臭い様子を現しているのです。
完璧な殺し屋集団じゃない、人間の心を持っているというのがちゃんと分かるからこそより彼らに引き込まれます。
まとめ
スモーキングは2018年ドラマ化されるほど人気が出ました。内容は少し異なるため個人的には原作の方が好きですね。スカッとしたい、ありえない設定ではあるものの、人のために戦うスモーキングの活躍が見たいという方におすすめします!
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