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鋼の錬金術師とは

 もしも錬金術が使えたらあなたなら何を作りますか?たとえ何を作ろうとしても、そこには同じ分の代償を支払わなければなりません。それがこの作品の根底をなす等価交換の原則です。鋼の錬金術師(略称ハガレン)は荒川弘によるファンタジーバトル・アクションマンガです。

 掲載雑誌は月間少年ガンガンというあまりメジャーではない雑誌ですが、その人気はすさまじいものです。単行本は27(完全版18)で日本以外でも翻訳され、全世界で7000万部以上の売り上げを記録しました。掲載期間中の2001年から2010年までの月間少年ガンガンの売り上げ発行部数にも大きく貢献しました。最終話が掲載された雑誌は通常以上の発行をしたにもかかわらず売り切れが続出し、次号でも掲載されるという異例の対応を行ったことからも人気ぶりがうかがえます。アニメ化やゲーム化、映画化も行われ原作を知る人以外にもファンを多く獲得しています。今回はそれほどの人気を持っているハガレンの魅力を徹底解剖していきます。

鋼の錬金術師のあらすじ

Ⓒ鋼の錬金術師

 主人公エドワード・エルリックとその弟アルフォンス・エルリックは、幼き頃に母親を亡くし、父親も母が亡くなる前に家を出て行ってました。この世の物質と物質を等価交換し術式をくみ上げることで別の物質へと変化させる錬金術を学んだ二人は、寂しさから母をよみがえらせようとします。しかし、錬金術の世界で人体錬成は禁忌の術。代償として、エドワードは右腕を、アルフォンスは体全体を持っていかれそうになります。エドワードの瞬時の機転で何とかアルファンスの魂を近場にあった甲冑に宿らせることはできたものの、肝心の母親の錬成は失敗に終わりました。失意ののちに錬金術ではどうにもならないことを知った二人は、それでも何とか元の体に戻る方法を探す旅に出かけます。はたして彼らは元の体に戻ることができるのか。二人の苦悩と葛藤の旅が今幕を開けます。 

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鋼の錬金術師の魅力と見どころ

    忠実な作品作りや綿密な伏線からなる壮大な冒険譚

Ⓒ鋼の錬金術師

ハガレンは作風やストーリーは王道なファンタジーマンガでありながら、生き物の生き死にや人間の醜さをリアルに描き、ただの冒険譚ではないことが根強い人気を誇っているポイントです。作者が生き物の生死や生まれ変わりなどのテーマに興味があることもあって、キャラクター一人一人の設定や最後も丹念に作りこまれています。錬金術により人間と動物の融合体となってしまったキメラや、万能のエネルギー体賢者の石から作られたほぼ不死身の生命体ホムンクルスなど、人間の功罪を具現化したようなキャラクターがたくさん出てきます。

そんな彼らとエドワード達錬金術師との抗争、友人や恋人との人間関係、果ては国家レベルの陰謀まで、鋼の錬金術師の話の壮大さには圧倒されます。驚くべきはその伏線回収のうまさで、物語に違和感を与えることなくきれいに回収しており、近年で最も完成されたストーリーとの声もあるほどのマンガです。 

    個性豊かなキャラクターが織りなすコミカル劇とシリアスを含んだバトルアクション

Ⓒ鋼の錬金術師

先ほどから見ていると、ハガレンって命とか錬金術とかばっかりで重々しいんじゃないのか?そんな意見が聞こえてきそうです笑。ご安心ください。確かに時にシリアスになり、重いテーマに向き合うこともありますが、ちゃんとギャグや恋愛描写といった読者の心を緩ませてくれる展開も用意されています。特に主人公兄弟の幼なじみウインリィとの絡みは思わず顔がほころんでしまいます。

そして、それら和ませたシーンの後は、物語の核心に迫るべく冒険を再開します。注目すべきはバトルシーンで、ここにも読者を納得させる要素がぎっちり詰まっています。戦術面の描写も素晴らしく、マンガの利点である見開きやコマ割りの特性をうまく使ってテンポよく迫力あるシーンを描いています。以上二つの緩急が相まってハガレンを大人気マンガへと押し上げていったのだと思います。 

    命をテーマに人間の儚さ、醜さ、強さを描く

Ⓒ鋼の錬金術師

命とは何なのか?鋼の錬金術師は少年マンガにてその難しい命題に挑んでいきます。本作が神マンガといわれる一番の理由はここにあるのだと思います。そして、それは作者を通してキャラクターへ、そして我々へと問いかけてきます。作中でも命をめぐって、人間の醜さや、逆に強さが描かれます。名誉のために家族を犠牲にしてしまった者、民を守るため禁忌の力に手を染めた者など、それぞれの思惑や思いが強く浮き彫りにされます。それは時にリアルすぎて思わず目をそむけたくなるかもしれません。しかし、その先には作者が描き切った一つの答えがあります。それが何なのかぜひご自身の目で確かめてみてください。

まとめ

 以上が鋼の錬金術師の概要になります。正直この作品は語ろうと思えばいくらでも語れてしまうくらい奥行きのある作品です。キャラクター同士の関係、ストーリーを貫く作者の哲学、迫力ある作画などなど。ですが、それらは実際に目で見て感じ取ってもらうのが一番だと思います。それほどこの作品は人によって語りたい魅力が異なる作品なのです。そして思い思いの読み方を体得してみてください。

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