許されざる禁断の恋の連続…漫画【ドメスティックな彼女】の魅力に迫る！
今回は今までになかった禁断かつ超邪道なラブコメマンガをご紹介したいと思います。
もはやラブコメと呼べるのか？とも感じてしまう程の衝撃作それは【ドメスティックな彼女】です。
最近はテレビアニメ化などもされており、話題沸騰のドメスティックな彼女の魅力に迫っていきたいと思います。
作者は GE〜グッドエンディング〜などでも知られる流石景先生。驚く方も多いと思うのですが、流石景先生の性別は女性。勝手に作る物語から男性だと思ってました。
ドメスティックな彼女は週刊少年マガジンにて2014年4月から連載されており、今なお連載中の大人気作品です！単行本は現在（2019年11月）25巻まで発売されてます。
アニメは2019年1月〜3月に渡って放送され、アニメでも一切手加減なしの過激さに驚いた覚えがあります。
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「ドメスティックな彼女」のあらすじ
Ⓒドメスティックな彼女
学校の教師に恋をする高校二年生の少年、藤井 夏生。彼はひょんな事から他校の橘瑠衣と出会った初日に肉体関係になります。
お互いに初めてだった二人ですが、今後は会わないと言う約束をしてその日は別れました。
しかしその僅か数日後に状況が一転。幼くして母親を亡くしていた夏生ですが父親が急に再婚すると言い出したのです。
そして新しい家族との同居当日。新しい母と共にやってきたのは肉体関係になった橘瑠衣、更に夏生が片思いしていた学校の教師橘陽菜だったのです。驚いた事に姉妹だった瑠衣と陽菜、更に親の再婚により三人は兄弟になり一つの屋根の下一緒に暮らしていく事になり…
「ドメスティックな彼女」の魅力とは
・少年誌で描いて大丈夫？かなり過激な描写
Ⓒドメスティックな彼女
ドメスティックな彼女の魅力はなんと言っても少年誌でそこまで踏み込む！？と驚くほど圧倒的な過激さです。
学生間での淫行、学校教員の不倫、ネグレクトをうける子供、様々な社会問題が詰め込まれており、常にハラハラドキドキしながら読み進めることができます。
この手のジャンルはあまりにも邪道すぎる為か、中々描かれる様な事は今までありませんでした。
少なくとも少年誌で高校生の主人公とヒロインがセックスをしているシーンから始まるなんて前代未聞ですよね。
更には今何かと話題のLGBTについても数年前から取り上げており、流石景先生の嗅覚には感心させられます。
・王道な展開の中にこそ光る”邪道”と言う個性
Ⓒドメスティックな彼女
ラブコメマンガにおいて複数のヒロインが主人公を奪い合う展開ってありきたりですし、世の中にありふれた展開すぎてどこかで見たことがある展開だな〜とマンネリ化を感じている方も多いのではないでしょうか？
ドメスティックな彼女もその点には王道で、瑠衣と陽菜が夏生を奪い合う展開になり更には作中で色々な美少女が夏生に惹かれていきます。
しかし奪い合っているのは家族であり、更には学校の先生だったりもするのです。
これって普通のラブコメでは考えられないですよね。普通のラブコメでは同級生等が奪い合うと言うのが王道です。
本来家族間の恋愛や、生徒と先生感での恋愛は禁断とされることが多いですが、その禁断をあえて描く事で他では絶対になし得ない邪道と言う個性をドメスティックな彼女では確立しています。
更に人とは不思議なものでダメだと分かっていればいるほどダメだと分かっている事柄が魅力的に感じる生き物です。
本来のモラルや、常識を真っ向から否定するかの様に描かれる様々な展開。
現実世界だと世間の目などを気にして中々行うことができない禁断の愛に対する欲を満たしてくれます。
少年誌でありながら深すぎる内容の為個人的には大人にこそ読んで欲しいラブコメそう感じます。
・少年マガジンではなくコミックスがオススメな理由
Ⓒドメスティックな彼女
個人的にドメスティックな彼女達をオススメする際に必ずコミックスで読む事を推奨しています。
理由は簡単。少年マガジンでは描く事が出来ないヒロイン達の裸体や、セックスのシーンが事細かく描かれているからです。
もちろんどうせならエロいシーン見れた方がいいだろ！と言った気持ちもあるのですが、個人的にはエロさよりもキャラクター達の表情に注目頂きたいのです。
夏生や陽菜なども頭の中ではこれは禁断の愛で本来はダメな事。と言うのは理解して居ます。
それだけにセックスのシーンには色々な感情が渦巻いているのですが、流石景先生の描写力によって言葉に出さずとも色々な感情が読み手側に伝わってきます。
この辺の表現力はやはり女性特有の物があるのかもしれません。
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まとめ
今回はドメスティックな彼女をご紹介致しましたが如何だったでしょうか？
王道と邪道の割合が絶妙で読み手に不快感や、嫌悪感を一切与える事がなくここまで過激な内容を描けるのは本当にすごいと思います。
いわゆるエロマンガなどでよく言われる胸糞展開と言ったものとは無縁なのです。
執筆時期（2019年11月）ではまだ完結していない為筆者も今後の展開が未だに読めず誰が報われるのか非常に気になっています。
またこの関係に気づいてしまった時の親の気持ちは非常に複雑ですよね。
まだまだ見逃せない展開が続くドメスティックな彼女ぜひ読んでみて下さい。
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